カミのBU日誌

BU走を中心にした練習で自分の限界に挑戦中

【シューズレビュー】ヴェイパーフライ フライニット

ヴェイパーフライでの30km走から一夜明けた今朝の状態。
なんとノーダメージ!?
何処にも張りとか痛みがありません!


やっぱり厚底の効果??
日々の鍛錬の賜物??


たぶん前者だろうな…(^^;)


そんな今朝は無理して走らなくても良いかと思って走らず。
睡眠を優先してのんびりすることにしました。


そのおかげもあるのか、マラソンペース付近で走った割には疲労も少なめ。
今日も普通に走れそうな感じでした。


厚底の本領発揮ってヤツですかね。





さてさて、みなさまが気になるヴェイパーフライ フライニットのレビュー!
ニッチブログなので母数は少ないか!?なんて(笑)



チョー主観たっぷりに綴ってみます。
あくまでも私の主観なので、嘘つくな!と石を投げないでやってください( ´ ▽ ` )




まずは足入れした時の感覚。


フィット感は抜群。

締め付けすぎ?なんて思って指を動かすと、割と簡単に動くのでフライニットがしっかりフィットしているだけの様です。

私のレース用シューズがジャストサイズで25.5なのですが、コレでちょうど良い感じ。
私の幅広な足でも問題ありません。




次に歩いた時の感覚。


歩いた瞬間、底に何か入っている??という違和感。
母指球の横、足の真ん中辺り。


コレってズームフライには無かった感覚。
ソールの硬さは前ズームフライと新ズームフライの間の様な感じ。
カーボンプレートとクッション素材の組み合わせが影響しているかもしれませんね。


これらのシューズは全部組み合わせが違ってますからね。

前ズームフライはカーボン混ナイロンプレート+ルナロンフォーム

新ズームフライはカーボンプレート+リアクトフォーム

ヴェイパーフライはカーボンプレート+ズームXフォーム

そりゃ感覚が違って当たり前だ(笑)





さて、ペース走の前にジョグをすると…。


何だかフォアフットを強制される感覚。
踵着いてないんじゃないの?と錯覚するほど。
実際そんなことは無いけど(^^;)





いざペース走を始めると〜…


ズームフライとも違うよく分からない感触。
どうもしっくりこない。


脚がクルクル回る感覚もない。
実際、大してペースが上がっていなかったので、こんなはずじゃ〜!?というのが最初の感想。


あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら走ること7km。
何だか苦しくなって結構キツい…。
頑張ってジタバタしてみるも、やっぱりペースは上がらない。


衝撃を体幹で受け止め過ぎているかな?と思い、上半身で吸収するイメージにフォームを修正。
それでもやっぱりシックリこない。


脚の動きが徐々に悪くなる。
もう限界??なんて思ったのが15km手前ぐらい。


昨日の記事通り15kmぐらいから腹痛も発生。
堪らずピットイン。


この時、ピットインを急ぐあまり結構雑な感じの走り方になっていたのを覚えています。


このピットインの後、直前と同じ感覚で走り始めると何故かペースが安定。
そして何故か復活。
楽に3′40/km前後のペースが維持出来るようになっていた。



ちなみにこの時のフォーム。
着地では必要以上に沈み込まず、普段よりもやや膝を伸ばすイメージ。


よりフォアフット気味に、着地後は接地を長引かせずタンタンと弾む感じ。
すると楽にペースを維持できる。


ラストはさすがに少し疲れましたが、終盤はかなり良い感じで走れました。





さて、シューズの違いについての考察。


新ズームフライとの比較ですが、新ズームフライはクッションがやわらか過ぎて反発がダイレクトに得にくいのかな?と。


で、着地後に沈み込む様なフォームになっても、その後に反発が出て脚が前に弾き出される。
つまりワンテンポ遅れた感じでも誤魔化せる。





ところがヴェイパーフライになると、このフォームでは対応できない。


着地後はダイレクトに反発するので、脚がすぐに前に弾き出される。
沈み込むフォームでは反発に対してワンテンポ遅れてしまうため、反発の衝撃を体幹でそのまま受け止めることになる。


昨日、途中で腹が痛くなったのは、たぶん内臓が衝撃に耐えられなくなったからかな?と。
何のこっちゃだけど着地の衝撃じゃなくて反発の衝撃(笑)


あと走っている最中も腰に負担が掛かっていた感じでかなりダル重くなったこと。
その日いちにち腰が痛くなったことも考えると、シューズの反発とケンカしてしまっていたのだと思います。



ピットイン後のフォームはある意味雑で、着地後の沈み込む動作が極力無くなっていたのだと思います。

で、シューズの反発に同調して脚が回転したので、ペースを楽に維持出来るようになったし、衝撃を受けなくなったのかなと。


ただ、このフォームは少々ふくらはぎにも負担が掛かかるようで、走っている最中に少し疲労を感じました。




そもそも、序盤は何であんなフォームだったのか?
やわらかい着地の影響はもちろんあると思いますが、原因はシューズにあったと思います。


何せ高価なシューズなので(笑)
あまり雑に着地しては消耗を早めると思い、かなり遠慮しながら走っていた感じでした(^^;)


ところが人の尊厳をめぐる攻防の前では、そんなことに構っていられない。


気にせず雑に?しっかり?着地して走ったピットイン後は、シューズの特性にフィットして良い手応えになったのだと思います。



ひとまず良いシューズなのは間違いないと確信しましたので、大阪マラソンはコレで勝負です(^^)


ただ、体幹をもう少し鍛えないとこのシューズにフィットできない気もしています。
しっかり鍛えてシューズに合わせないとダメってコトでしょうね。






ちなみにみんな気になる耐久性。


昨日の30kmでこんな状態になりました。




ソールはしっかりシワシワ(-.-;)





裏から見ると矢印の位置で結構削れていますね…。
昨日は20回ぐらい折り返しの様な方向転換が必要なコースを走っていましたからね。
少しグリップを使ってしまったのかもしれません。




反対側のソールには謎の膨らみ(笑)




なんじゃこりゃ〜!?なんて。



やっぱりズームフライよりは耐久性が低そうな感じです(T ^ T)




以上、シューズレビューでした。
少しでもご参考になりましたでしょうか??


あくまでもチョー個人的な感想ですので、あしからず。



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