カミのBU日誌

BU走を中心にした練習で自分の限界に挑戦中

【振り返り】小田原市民総体5,000m〜後編〜

今日明日と仙台出張です。

出張したら美味しいものを食べたいよね〜ってコトで、奮発して海鮮丼♪


東北は海鮮もウマいですね( ´ ▽ ` )




明日は出発が早いので、今回も出張朝ランは回避。
何せ洗濯をする時間が無いので、ちょっと難しい。

水曜日なのでポイント練習をしたかったのですが、出張先でのポイント練習はいつもと環境が違い過ぎて難しい。
それじゃあ前倒し?なんて考えましたが、筋肉痛は無いものの日曜日にレースを走ったばかり。

さすがに中1日でのポイント練習は無謀なので回避。


ということで、カロリー消費の意味も込めて今日は長めのジョグで。

18kmほど走ったのですが、今日は蒸し暑過ぎて10km過ぎから滝汗。
身体に熱が篭ってくるのが分かります。

走り終わった後はジョグペースなのに全身ズブ濡れでした(^^;)
おまけに身体がかなり消耗したらしくグッタリ。
やはり気温による影響は大きいですね。

先日のレースでもタイムが落ちたのは無理ないかなと思いました。






さて、そんなレースの振り返り。
いよいよレース編です。



流しをやり忘れてスタートした今回の5,000m。
スピードを出して心肺に刺激を入れるのは、やはり重要だなと痛感しました。

今回は初めから呼吸がキツく早々に息が上がってしまい、その後の失速に繋がったなと。
フルだとスタートから心肺を使うことはないので、アップをしなくても大丈夫でしたが、短い距離では心肺への刺激があるのと無いのとでは大違い。

良い勉強になりました。



レース本編に戻ります。


今回、明らかに走力が自分よりも上であろうランナーが4名ほどいた様に記憶しています。
その人たちのペースにハマって付いて行くのは撃沈必至で無謀。

とにかく自分のペースを守ることに徹する作戦です。
で、狙いは17分切り。
あわよくば16分50秒ぐらいで。



【1,000m:3分20秒】
10人と少人数で実力にもバラツキがあるせいか、スタートから集団は縦長になる展開。
とにかく前の集団には付いて行かないように注意しながら、2位集団の後方につけます。

先頭は明らかに格上の人で、スルスルと1人で抜け出します。
2位集団は3名の集団。

ということで、私はその後方にある5位集団。
うっかり集団の先頭に出てしまい、引っ張る展開に。



その時の写真がコチラ。



確か1,000m行かないぐらいだと思いますが、2位集団から後方50~60mぐらいでしょうか。

前は明らかにハイペースだったので、付いて行かない様に気をつけて正解でした。

そして私の後ろにはピッタリ付いてくる人の足音。
これはこれでかなりのプレッシャーでした。

1,000mのラップは3分20秒。
このまま走れば16分40秒なので、かなり良い感じのペースで1,000mを通過。
身体もまだまだ余裕です。




【2,000m:3分15秒】
後ろの足音を気にしながら淡々とペースを刻みます。
3分20秒ペースだとトラック半周が40秒、1周が80秒です。
ということで、時計を半周毎に見ると40秒→1分20秒→2分00秒→2分40秒→3分20秒→4分00秒になります。

秒数のところだけ見ると、40秒→20秒→00秒の繰り返し。
非常に分かりやすいので、半周毎に時計をチラチラ見て、この秒数だけを追うことにしました。

手元で見ていると38秒→19秒→58秒の様な表示になっていたので、ペースは予定より上回る感じで良い塩梅。


大きく引き離されていた2位集団の背中が、少しずつ少しずつ近付いてきます。
呼吸も少し上がってきたものの、まだ行けそう。


そして2,000mに差し掛かったところで、ついに集団に追い付きました。
この区間のラップが3分15秒。
しまった!速過ぎた!

2位集団のペースが多少落ちたのもありますが、自分がどうやらオーバーペースに陥っていた様です。
冷静にペースを刻んでいたつもりが、場の高揚感とでも言うのでしょうか、2位集団目がけて突っ込んでしまっていました。




【3,000m:3分29秒】
2,000m通過後に2位集団のペースが一気に上がります。
私はこれに付いて行けなくなった1人をパス。

この人も高校を卒業したばかり?の現役バリバリランナーで、実力は私よりも数段上。
こんな人でも夏の5,000mでは失速する様です。
夏のレースは本当に恐ろしいですね(^^;)


私はというと、当然2位集団のペースに付いて行けるはずもなく、ジリジリと引き離されます。
周回数は残り7周。

え??あと7周もあるの…??
ムリだ…キツ過ぎる…。
と弱気になった瞬間でした。


そこからは気持ちが切れかかってしまい、ズルズルとペースダウン。
手元の時計の秒数も半周毎に18秒→59秒→41秒とペースダウンが明らか。
こうなると立て直しが本当に難しくなりますね。

呼吸が上がらないペースまで落ちて、ペースを上げようにも上がらずモガキ続けるのみです。
そんな状況でも一応さらに1人をパスし、いつのまにやら3位に浮上。

苦しいのはみんな一緒の様です。


3,000m通過は3分29秒。
いきなりの正念場に突入です。
これ以上の失速は避けなければなりません。




【4,000m:3分31秒】
正念場と言いつつもペースは全く上がらず、苦しい展開には変わらず。
2位のランナーも遥か前方に行ってしまいました。

声援を聞いていると、どうやら後方に4位のランナーが迫っている様です。
手元の時計も45秒→26秒→8秒の様な表示になり、さらに絶望感が漂います。

残り4周に差し掛かった辺りでしょうか、ついに4位のランナーにかわされます。
この瞬間、「あ、もうダメだ…」と思いました。


しかし、応援してくれている家族や地区の人達の手前、無様な姿を晒すわけにはいきません。
「ここからが踏ん張りドコロだろう!頑張れ!オレ!」
と喰らいつきます。


かわされたとは言え、前のランナーもかなり苦しい様子。
ギリギリのところで付いていくことができました。


そして4,000mを通過は3分31秒。
相変わらずのペースダウンですが、喰らいついたおかげでこの程度の失速で済んだのかもしれません。




【5,000m:3分27秒】
残り周回は2周半。
ここからは時計を見るのを止めて、ひたすら前のランナーに喰らいつくことだけに集中します。

しかし呼吸は既に限界。
顎が上がりフォームもバラバラで、手足が徐々に痺れ始めてきました。

そんな状態ですが、喰らいつくことにだけ集中すると案外何とかなるもので、前との距離は変わらずひたすら付いて行くことができました。

こうなると勝負はスパートのタイミング。
何処で仕掛けるかになります。


このスタミナが切れかかった状態では、早めのスパートは命取り。
かと言ってギリギリのタイミングでは、スピードが無い私には致命的。

自分の身体とタイミングを見ながら残り1周を通過。
残り1周でも前のランナーはスパートする様子が無く、私も「まだだ…まだだ…」とガマンします。


そして残り半周を通過した時点で一気にスパート!
ここからは後先考えず、遮二無二走るだけ。

呼吸も筋力も総動員して最後の直線を駆け抜けます。


大してペースアップしていないと思いますが、何とか追い抜かれることなくゴールして、この区間は3分27秒。
トータル17分02秒で全体の3位でゴールできました。

ラストは微妙ですが、一応少しだけペースアップできましたね(^^;)



ちなみに1位のランナーは16分07秒ぐらいだったかなと。
こんな時期でも速い人は速いもんです。
とてもじゃないけど敵いそうにありません。







さてさて、こんな感じのレースでしたが、全体を通して見ると、やはり失速レースの典型だったかなと。
アップ不足+前半の突っ込みで心肺が過負荷?
まあオーバーペースだったということでしょうね。


もう少し冷静なレース運びをすべきでした。


17分02秒の平均ペースは3分24秒。
前半2,000mだけで13秒(キロ6秒)の貯金。
やはりオーバーペースだったワケです。

タイムの貯金は身体の借金。
まさにこの一言に尽きますね。


4月頃の気候であれば何とか持ちこたえられたかもしれませんが、消耗が大きい夏のレースでこれは無謀でした。



あと、これに加えてレース運びも拙かったなと。
集団の前ではなく、集団の後ろに付いて引っ張ってもらうレース運びにすべきでした。


ラソンでもそうですが、やはり前に出て引っ張るのはキツい。
私の師匠も、レースでは集団の中に入るように言っていたのを思い出しました。


ひょっとしたら少し無理をしてでも、2,000mで追い付いた時点で2位集団に付けても良かったかもしれませんね。
そこからひたすら粘る展開。
どうせ苦しいのは同じなのだから、前に付いて粘る展開の方が良かったかもしれません。

いずれにせよ結果論なので、実際はどうなっていたか分かりませんけど、もう少しやり様はあったかなと。


そんなこんなで色々反省点のあるレースだったので、次回のレースに活かしていきたいと思います。



次回のレースっていつ??(笑)


トラックは終わりにして秋のレースかもしれませんね~。




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