カミのBU日誌

BU走を中心にした練習で自分の限界に挑戦中

【ゴール】四万十川桜マラソンレポ⑤

今週も東北出張。
さすがに立て続け+連日の飲みで疲労はピーク。
朝も起きれずな展開。


昨日は夜に無理やり走りましたが、キレがなくイマイチ。


これからしばらくはこんな生活が続きそう。
今シーズンは思う様に走れないかもしれません。


どうなることやら…。




さて、旬はとっくに過ぎてしまった四万十川桜マラソンのレポ。
何とか今回で終了したいと思います。



場面は、いよいよ終盤の攻防戦。


ジワジワ落ちてきたペースに抗いつつも気温の高さ、微妙な向かい風に確実に体力が奪われていくのを感じていました。
きっとこのままのペースでは行けない…。




【~35km:20'11(4'02/km)】
3'54-4'00-3'57-4'20-4'00


この時点で先行するランナーは4名。
視界の遥か先には3名が見える状況。
ココからの頑張り次第では、かなりの上位も狙える??なんて鼻息も荒くなります。


そんな状況だけどペースはこれ以上あがらず。
ジワジワ落ちるのを強い気持ちを持ってガマンするだけ。


この状況に輪をかけてコースは微妙に上っている。
ペースダウンに歯止めが掛かりません。


ついにはキロ4を見る展開。
何とか気持ちを繋ぐものの、どうにもならない。


そして視界の先にいるランナーとの距離も微妙に縮まらない状況。
完全に単独走。
いくら気持ちを強く持っても、この状況では粘れません。
(元々粘れないタイプですけど)


残り10kmの看板を通過した際に手元の時計を見ると2時間ジャスト。
ここからキロ4で走ると2時間40分ジャスト。
でもムリだ~(笑)



そしてズルズルとペースダウンする中やってきた最後の難関。




34km区間に待ち構えるのは、急激な長い上り坂。
脚も残っていない状況でこの坂はマズイ…。


とにかく呼吸が乱れないように、脚を使い過ぎないように意識して慎重に上り始めます。
この後8kmも残っているので、ムリはできません。


振り返ると後方に近付いてくるランナーの姿。
総合5位から陥落の危機です。


この上り坂で感じたのですが、厚底のエピックリアクトは走りにくい気がしました。
上手く言えないのですが、上り坂ではシューズの反発を利用できず、シューズの重さがかえって重りになるので、上り坂がよりキツい。
ヒーコラ言いながらこの坂を上りました。



命からがら上り切ったところにエイド。
ここで切り札のメイタンを投入。


久しぶりのゴールドでしたが、相変わらずのマズさ(笑)
クリアタイプの方が飲みやすいですね。

オマケに上手く飲めず、口や手の周りがベタベタ。
苦しいわ、ベタベタするわで気分は最悪(-.-;)


この激坂をクリアすれば、後は緩やかに下るだけ。


と思っていたら落とし穴。
試練の35km以降に突入します。


35km通過は2時間11分36秒
2時間41分を切ってゴールできるかどうかの状況。





【~40km:21'05(4'13/km)】
4'08-4'19-4'04-4'29-4'05


下るだけだと思っていたこの区間
コースマップを見ても上っている様な記載はありません。


ところがドッコイ。
結構アップダウンがありました(^^;)
ペースがガクッと落ちている区間は特に上りがキツかったところ。


どれだけ頑張ってもペースは上がらない。
呼吸も乱れてくる。
とにかく必死に脚を動かし続けるだけでした。


前を見ると先行するランナーとの距離がジワジワと近付いている様な気が。
かと言って一気に追い上げる脚も残っていないので、成り行きに任せるしかない状況。


強い気持ちを持ってしてもペースは上がりません。
いや、この時点ではすでに気持ちで負けていたかな?(笑)


振り返って後ろのランナーの位置を確認する余裕もない。
沿道の応援の声を聞いて、何となくの位置関係を把握するだけ。
その声は割と近い。
いよいよ陥落の危機です。



途中から静かな木陰の側道に入ります。
ここもやはり微妙な上り。


ペースはガクッと落ちる。
苦しくて脚が前に出ない。
試練は続きます。


そんなこんなで命からがら40kmを通過(笑)
40km通過は2時間32分41秒
2時間41分台?42分台?のギリギリの攻防な予感。





【ゴール:9'12(4'11/km)】
4'19-3'51-1'02(0.28km)


40kmを通過してからも微妙な上りが続きます。
とにかく苦しい。
脚が動かない。


フォームがバラバラで着地が乱れている。
何とかフォームを戻そうと意識しても、上りということもあって上手く戻せない。
ここはとにかく我慢の区間



すると、先行するランナーが急に立ち止まりました。
どうやら脚を攣った様子。
やはりこの日のコンディションはかなり過酷だった様です。


「ファイトー」と声をかけてパス。
タナボタで総合4位に浮上しました。


この41km区間は4分19秒もかかってしまうほどのキツい上り区間
先ほどのランナーが脚を攣るのも無理ないですね。



そして残り1kmからは下り。
残された力を振り絞って走ります。


下っているおかげか、バラバラだったフォームも元に戻ってペースアップ。
そのかわり呼吸がついてこない。
フルマラソンのラストでは珍しくハァーハァーと声が出るほど。
かつてないほど頑張りました(笑)


そんな中、気になるのは後続のランナー。
当然怖くて振り返れないので、頼りになるのは沿道の応援。


私が通過してすぐにまた応援の声が聞こえてくるので、やはりかなり近付いている様です。
せっかく4位に上がったのだから死ぬ気で死守!ししゅー!!と踏ん張ります。




こんな感じ?(笑)



そして最後のカーブを曲がって4位をキープしたままゴール!!




後半はガッツリ失速してタイムもイマイチでしたが、無事にゴールできた嬉しさが爆発したポーズ(笑)


別角度からも♪





この四万十川桜マラソンは序盤から気温が高く、かなり過酷なコンディションでしたが、何とか無事にゴールできて本当に良かったです。
失速しながらも何とか気持ちを切らさずに頑張れたのは、久しぶりの家族の応援のおかげかなと。
大切な家族の応援って、本当に力になります。
そう思えた良いレースだったなと。


子供たちが何年か経った後、このことを思い出して一緒に走ろうかな~なんて思ってくれたら嬉しいですね(^^)





ゴール後は、先にゴールされた方から「ブログやってませんか?」なんて声を掛けられました。
そんな速い方が、私のブログを見たことがあるとは思いもよらずビックリ。


そもそもレースの時に「ブログ見てるよ」とか、ほとんど言われたことがないので舞い上がってしまいました(笑)
興奮してアレコレお話してしまいました。


そしてこの方、実はかなりの実力者。
毎年この大会で上位入賞されていて、優勝経験もある方でした。
ビックリ!!


そんな方に読んで頂けた様で嬉しかったですね~(^^)


その後、更衣室では同じ集団で走った方々と談笑。
やはりこの日のコンディションは相当厳しかった様です。
まさにサバイバルレースってことですね(^^;)

無事にゴールできてホント良かった。
総合4位のオマケまでついて♪





その後、表彰式を待つ間、川のほとりで休んでいると…。





息子が川に落ちた(笑)


大慌てで助け出したものの、息子は全身ズブ濡れの大泣き。
こちらも泣く泣く表彰式を辞退して帰路についたのでした(笑)


賞状等は後日発送してくださるとのことで、そそくさと会場を後にしました。




そんなこんなの四万十川桜マラソン


非常にコンパクトな大会ながら、運営は10回目ということもありノーストレス。
気持ちよく最後まで走らせて頂きました(^^)
沿道の応援も温かく、みなさん優しかったのが印象的でした。
とにかく感謝感謝ですね。


来年も出場できるか分かりませんが、またぜひ出たい大会の1つです。



以上でレポはおわり。
ダラダラと続いたレポにお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m




おしまい




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