今朝も引き続き腿の筋肉痛が強め。
まだまだ走る感じではなかったのだけど、今日はダイジさんが帰省してポイント練習をやるということで応援ジョグへ。
ボテボテジョグしか出来ないけど久しぶりにゆったりジョグして気持ち良かった。
ダイジさんはクルーズインターバルをやっていたのだけど、外から客観的に見るとなかなかエグいメニューなんだと気付いた。
そして自分自身まだまだ追い込めていなかったなと思った次第。
次からは目標ペース（3′23/km）に拘って取り組んでみようと思う。
さてさてレース振り返り。
【5km：17′37（3′31/km）】
周りの人達の目標ペースを薄っすら聞いてスタートした今回のレース。
案の定、数名のランナーが飛び出し10名程度の集団を形成。
少し早い気もしたけど、ここで付かないと終始単独走になると思い集団の最後尾に付ける。
最初の1kmは3′31。
やっぱり早め…
とは言えキツい感じでもなかったので集団の流れに身を任せて付いて行く。
2km通過が多分3′35ぐらいだったか。
これで行ってくれれば良いな…なんて思っていたら集団のペースが一段上がる。
このまま付くと危険かな？なんて思いつつも集団走の流れに乗って走るのもレースの流れを掴むには重要かな？と思い直して頑張る。
ただ、やはりペースが自分に合っていないのが明らかでフルマラソンの体感とは思えないほどのキツさ。
既に首筋からは汗がダラダラ出ている。
結構暑くないか？
そんなこんなで3kmの最初の折り返しを通過。
ここから思い直して集団から少し離れた位置に下げる。
同じように少し落ちてきた人の後ろに付ける。
この時の写真から見ても既に多めの汗をかいてシャツが濡れている…
完全にオーバーペースだな(￣∀￣)
レースは毎回5km毎の手動ラップにしているんだけど、今回は表示を見逃した。
ストラバでは勝手に1kmラップが出るので6km通過タイムから引き算すると17′37。
やっぱり早い…
実力からして3′35/km狙いが妥当なので20秒近く早いラップ。
ひょっとしたらサブ30？？なんて期待してしまっていたのでこれは明らかにミス。
【10km：17′52（3′34/km）】
6kmのスタート地点を通過して程なくすると例の水門の上り坂。
ここでは心肺を動員しないように呼吸を整えられるペースに落とす。
前のランナーの背中が遠くなっても気にしない。
前方の集団も遥か彼方。
坂を上り切ってからは平坦な土手の上を淡々と刻む。
ここからは確か単独走になった様な記憶がある。
近くを自転車で走るマーマンさんだけ。
自転車のペースに合わせ過ぎると自分のペースを掴めなくなるので体感を重視してあくまでも自分のペースになるようにコントロール。
8km折り返しの手前には大仏姿のこめきちさん。
初見のインパクトが強すぎて笑ってしまった。
（この時はそれぐらいの余裕があった）
折り返し後は少し向かい風を感じつつもそれほど気にならないレベル。
淡々と進んでスタート地点に戻ってきたら10km。
あと3往復あるのか…いや、坂を3回も上らないとダメなのか…なんて嫌な気持ちになる。
ここのラップは17′52。
上りもあったのでペースは少し落ち着く。
でもコレが本来のペースなんだよなと後になって思う。
【15km：17′37（3′31/km）】
11km手前辺りで集団から溢れた2人のランナーに追い付き、そのまま抜き去ろうとすると1人が並走→前に出る展開に。
あれ？と思いつつも自分のペースを守ろうと集中。
ところが微妙にリズムが合わないせいか変に抜きつ抜かれつみたいな展開になり、前を行く方のペースに引き摺られて気が付いたら結構なペースアップになってしまった。
その時の写真。
なんかハーフマラソン走ってるみたいな入れ込んだフォームだ…
そんな展開で走ってしまったこの区間のラップは17′37で最初の入れ込んだ5kmと同じラップ。
これまた計算外のミス。
これで本来のペースに対して無駄に40秒ぐらいの貯金を作ってしまった。
タイムの貯金は体力の借金。
全くクレバーさのカケラもないレース運びをしてしまっている。
【20km：17′36（3′31/km）】
15km通過後に攣り防止で以前から使っている梅チューブをギュッと絞って一気に投入…
するとクエン酸か何かが強すぎて一気に気管が閉塞されて全く呼吸ができなくなるトラブル発生(ﾟoﾟ;;
どれだけ息を吸おうとしても全く呼吸が入らない！
死ぬ！なんて思いながらどうにか呼吸をしようとするがまだまだ息ができない。
時間にして10数秒ぐらいだったかと思うけど、この間にペースがガクッと落ちた。
その後の給水で何とか持ち直して2回めの上り坂。
ここでも1回目と同じように無理をしない走り方に。
そうするとやはり前を行く方との差は開く。
まあここは無理しない無理しない。
坂を上り切るとまたペースを戻して淡々と走る。
2回目のこめきちさん、今回からzunzumanさんも合流。
知り合いの方の応援を受けると自然と力が湧いてくる。
余裕たっぷりの様子を見せつつ応援に応えて20kmを通過。
応援を受けた前後で完全に単独走へ。
ここからはマーマンさんの見守りがあるものの一人旅。
上り坂があるのにここまでの最速5kmラップを叩き出してしまう。
タイムの貯金は…非常にマズい状況(^^;)
ここまでの疲労感からも明らかにオーバーペースだなと分かる雰囲気が漂い始めた。
それにしても梅チューブには要注意だな。
今後は給水と一緒に摂るようにしよう。
【25km：17′44（3′33/km）】
20km通過後の給水でメイタンを補給。
今回のレースは結局ジェルの補給がコレ1つだけだった。
やはり朝のエネルギーだけでフルを走るのは十分なのかもしれない。
ハーフ通過は計算すると1:14′40（3′32/km）ぐらい。
やはり実力よりも1分程度の貯金がある。
タイムの貯金は…
ええ、この後地獄を見るのね…
23kmの折り返し辺りでかなりの疲労感。
そろそろペースの維持も怪しい雰囲気。
少しずつペースダウンするのが分かる。
25km通過のラップを見ると17′44。
本来の実力から見るとまだ貯金はあるけど、一段ペースが落ちた印象が強い。
写真を見ると表情にも余裕が無い。
【〜30km：18′03（3′37/km）】
給水の手前で梅チューブを再度補給。
今度は給水と合わせたので何とかセーフ（笑）
そして3回目の上り坂。
これまでと違って更に余裕が無い。
上り切った後にもペースを戻す余力が無い。
身体の怠さも既に限界近くまで来ている。
やはりタイムの貯金は…
ああ無念。
こめきちさん、zunzumanさんの応援には元気に応えるが余裕は無い。
この辺りまで来ると先頭集団からも溢れ始めるランナーがいてボチボチと抜く展開に。
この区間のラップはついに18分台へ突入。
明らかにペースが落ちている。
30kmの通過は1時間46分29秒でギリギリサブ30ペースだけど体力は既に限界。
完全に敗戦ムード。
こんなだけど30km通過は自己ベストを2分ぐらい更新している。
まあその分だけ無理したってことだな…
【〜35km：18′45（3′45/km）】
ここは落ちるペースと削り取られた気力をギリギリ繋ぎ止めるだけで精一杯。
どれどけ脚を動かしても付いてこない。
早く折り返しにならないかな〜とか今のペースってどれぐらいだろう？なんてボンヤリ考えるだけの状態。
息がゼーハーしているもののペースが落ちているので心拍数は低め。
出し切れていない感じ？
今思うと脱水が進んで身体が動かなかったのかな？
脱水時特有の症状が出ていた感じ。
折り返しのすれ違いを見ていたマーマンさんが今2位だよ！と教えてくれたけど、俄には信じられずホントに？？と疑いつつ進む。
スタート時の集団の人数の割に抜かしていないのでまさか？？と思っていた。
後で知ったのだけどハーフの部も同時スタートだった様で先頭集団にはその人たちも混ざっていたらしい。
この区間のラップは18′45。
めっちゃ遅いというほどではなくギリギリ踏み止まれている？
【〜40km：20′08（4′02/km）】
35kmを過ぎたところで秘密兵器の炭酸抜きコーラ！
これで一気に復活！なんて期待したけど、一口飲んで…
クソマズい！！
体調のせいかもしれないけど全く美味しくもないし復活する気配も得られなかった(´Д` )
どうせならもっと効き目のありそうなジェルとかにすれば良かったと後悔。
ハーフ過ぎに摂ったメイタンだけでは足りなかったかなと反省。
つくばの時は30kmでトップスピード、35kmでコーラ味のリキッドタイプの補給だったのでドーピングが圧倒的に足りない。
そんなこんなの補給事情を経て4回目の上り坂。
最早スッカラカンの身体には坂を上る体力も気力も脚も残っていなかった。
トボトボ上って一気にペースダウン。
残りカス含めて全てをここで刈り取られてしまった。
この後はもうただのジョグ。
残りの距離を消化するだけに終始。
こめきちさん、zunzumanさんの応援にも力無く手を挙げるだけ。
もう何も残ってまへん(*_*)
この区間はついに20分オーバー。
キロ4ペースを上回ってしまった。
40km通過は2時間25分22秒。
どれぐらいのペースで行けば最低目標のサブ35をクリアできるのか考える余裕もない。
【〜ゴール：9′08（4′10/km）】
ズタボロの状態のままひたすら折り返しはまだか？折り返しはまだか？と唱えながら脚を動かす。
ペースがひたすら落ち続けるのを食い止める術もなし。
ひたすら地獄を味わい続けて這々の体で辿り着いた42km。
この辺りは意識もボンヤリしていてあまり覚えていない。
あまりに暑くて途中で手袋を外した。
その後あと少しというところで何となく最後ぐらいは頑張った方が良いかなと思い、空っぽの身体を無理やりジタバタさせてゴールに突っ込む。
何やらアナウンスで2位の人が34分台でゴールなんて言うのが聞こえてきて、ようやく自分が2位だったのだと分かった。
この2位の結果。
実際のところズタボロ具合から全く達成感もなく素直には喜べなかった。
やっぱり自己ベストを更新した上での2位が良かった。
2日経った今でも自分の中ではモヤモヤが鬱積している。
何故序盤から無理して突っ込んだ？とか、途中からでもペース落とさなかったのか？とか、シューズはそもそもアルファフライで良かったのか？などなど色々なことが頭の中でグルグル回っている。
まあ要は自分の中で期待値を大きくし過ぎて空回りしてしまったからガッカリしているってこと。
最低限の目標はあくまでも最低限なので、今回の結果をしっかり反省して次に活かさないとね。
まだまだ成長できる可能性があるから来シーズンもしっかり鍛えていきたいと思う。
そんなこんなの久しぶりのフルマラソン。
何はともあれ無事に開催されて本当に良かったと思う。
開催に尽力頂いたスタッフの方々には感謝しかない。
そして42kmに渡り応援して下さったマーマンさんにはいくら感謝しても足りないほど。
本当にありがとうございました。
またコース上で応援頂いた方々、レース中にエール交換した方々にも感謝感謝です。
そう言えばスタート地点付近でお会いしたことは無いかな？と思う方から名指しで応援して頂いた（知り合いの方でしたらすみません…）。
応援ありがとうございます。
こうして久しぶりのフルマラソンは終了。
気持ちを切り替えて次に行こう。
