カミのBU日誌

BU走を中心にした練習で自分の限界に挑戦中

【振り返り】RFC板橋

先日の大凡走から失意のドン底に陥って…

 


ということもなく、いたって元気です(笑)
さすがに2, 3日モヤモヤした日を過ごしたけど、原因をアレコレ考えていたら腑に落ちて納得できたのでスッキリ。

 


年度末のせいか仕事は次年度に向けた方策を立てるなどなどもあって関係部署から問い合わせの嵐。
とにかく一日中、方々に連絡、メールしている状態。
こういった実のあるのか無いのか分からない作業?の様なものを延々としていると仕事をした気にならない。
もっとクリエイティブな仕事をして社業に貢献できれば…なんて思うけどそんな余裕もなく…といった近況。

 


というワケでサクッとRFC板橋の振り返りをしたかったのだけど、平日は文字を書き起こす気力も湧かず。
ようやく今日に至る。

 


RFC明けの平日はさすがに疲労困憊だったのでトレーニングは一旦お休み。
朝に30〜60分のお散歩おじさんになっていた。
これまではウォーキングなんて意味あるか?なんて思っていたのだけど、案外悪くない。
早朝の澄んだ空気の中をポクポク歩くのも気持ち良くて仕事で疲弊した頭も幾分スッキリした。
無理に走らず歩いたのが良かったのか、筋肉痛モロモロのダメージは早々に無くなっていた。
これまで走らない日は完全にオフにしていたけど、お散歩おじさんになってポクポク歩くのも良いのかな?と思った。

 

 


さて、前段が少々長くなってしまったけどRFC板橋の振り返り。
ラップは先日の結果報告の通り。

 

kami-bu.hatenablog.com

 

30kmから大撃沈の大凡走をカマしたわけだ。
過去に無いぐらいの大撃沈だったのであまり思い出したくも無いのだけど、とりあえず今後のために振り返っておく。

 


当日は3時半頃に起床、いつもの流れで準備。
朝食は大福2個(計500kcal?)に明治の流動食(200kcal)。
レース前のカロリー摂取としては十分。
5時前に自宅を出発。
小田原からレース会場の最寄り駅の西台駅までは2時間10分ほど。
この移動時間は結構キツい…

 


会場には7時20分頃に到着。
特に探すでもなく自然とマイブラザーのうっちーさん、うっちーさんの恋人Tさんに出会えて合流。

 

f:id:Kami_BU_42195:20220327180137j:image


談笑しながら準備をしていたらあっという間。
スタート30分前にはスタート地点に向かったけど、誰も並んでいない状態。
ブルブル震えながら整列を待っていた。
今回はうっちーさんとノーアップで良いかと話していたのだけど、これなら軽くアップできたね。

 

f:id:Kami_BU_42195:20220327180156j:image


ガチレースなので意気込み十分で緊張感漂ううっちーさんに対して、緊張感の無さそうな自分(笑)
今回レースに向けて準備段階からどうも気持ちが入らず、どこか浮ついた様な感じになっていた。
2月に体調を崩してからは顕著で半ば諦め気味でこのレースに向けて調整をしていた。
当然レース前のコンディショニングも適当。
いつもは願掛けで飲まないコーヒーも前日までガブ飲み。
どこかレースに対して気持ちが逃げていた様に思う。

 


さて、スピードもスタミナも戻り切らない状態で迎えたRFC板橋。
事前にうっちーさんと相談したペース設定は3'35/kmで押す作戦。
自己ベストのペース(3'38/km)を上回る設定。
自分のコンディションから見ると明らかにオーバーペースなんだけど、うっちーさんと一緒に走るのだから逃げるわけにはいかない。
いや、逃げたらダメだろう。
ということで行けるところまで行って後はなるようになれ!作戦。
まあこれが結果的に大撃沈を招いたんだけどね。
マイブラザーと楽しく走れたから後悔は無い。

 


スタートは何と最前列。
スムーズにスタートできるから良い集団を見つけて30kmまで寝て走る作戦。
誰かが言っていたけど練習は単独、レースは集団ってね。

 


スタートするとサブ30ペーサーを先頭に大きな集団が形成される。
自分のペースから見ると明らかにオーバーペースだったので自重して様子を見る。
横にはうっちーさん。
この安心感は絶大。

 


ふと周りを見ると近しいペースで走る人は皆無(笑)
やっぱり中途半端なペース帯だった…
こうなったら仕方ないと割り切ってそのままのペースで進める。
程なくして、うっちーさんの知り合いの格上ランナーmotoyukiさんを取り込んで集団走が始まる。
走り始めて早々に今日のペースはあまり余裕が無いことには気付いていた。
30kmまで保てば良いところ。
そんなこともあって序盤はうっちーさんに甘えて引っ張ってもらった。
5kmのラップは17分50秒。
ほぼサブ30ペースやん(^^;)

 

f:id:Kami_BU_42195:20220327180250j:image


nagisaさんが撮ってくださった写真。
序盤だと思うけど既に結構な汗。
薄っすら笑っているけどやはり余裕はない。

 


10kmまでの5kmは18分02秒、15kmまでの5kmは18分11秒。
どうにか食らい付いて到達。
ここからうっちーさんが少し休みたいということで、先頭を交代。
余裕が無いのにマジか!?と思ったのはナイショ(笑)
ここまで引っ張ってもらったのに引っ張らないなんてダメだろ!ってことで先頭へ。
先頭へ出るとペース感覚が分からなくなり、一気にキツくなる。
前に出て引っ張るのってやはり相当なエネルギーを使うのだと改めて実感した。

 


この間、持っていたジェルと取ろうかと思ったのだけど、どうも胃がムカムカして受け付けない雰囲気。
事前にたくさん摂取したから大丈夫かな〜なんて思って無理には摂らなかった。
後々これが大撃沈を招くとは知らずに…
うっちーさんはこの間、チビチビとジェルを摂っていたので同じ様に摂っておけば良かったなと反省。
あと大福との相性はあまり良くないかもしれない。
どうもレース中に胃もたれする様でジェルを受け付けなかったのは大福のせいでは?なんて思っている。

 


20kmまでの5kmは18分10秒。
向かい風の影響もあったりしたけど前の5kmとほぼ同じラップを刻む。
スタート地点に戻ったところが20kmで、これをあと2往復なら行けるんじゃね??なんて思ったけど気のせいだった。
ハーフの通過は1時間16分14秒。
サブ30を狙っていたワケではないから良いペース。
2倍したら32分台で自己ベスト!
無理だけど。

 


ハーフ通過辺りで少し落ちた自分のペースに気付いてmotoyukiさんが前に出る。
やはり自分では力不足だったか…
後ろで少し休ませてもらっていると一度戻ったペースがまた少し落ちた様に思ったので再び前に出て引っ張る。
この判断も良くなかった。
自分の実力を考えると、もう少し甘えていても良かったのでは?と思う。

 


25kmまでの5kmは18分07秒。
極めて順調なペース。
この辺りでサブ30ペーサーの集団から溢れてきたランナーを少しずつ捕まえ始める展開になる。
テンションが上がってペースも上がる…と言いたいところだけど、ジワジワと余裕が無くなってきたのがハッキリと実感できてしまった。
ガス欠はもう目の前。
ここから再びうっちーさんが前に。
相変わらず良いペースを刻む。
自分は引き離されない様に着いていくので必死。

 


29kmで折り返し、スペシャルドリンク手前で今回初めて摂取するモルテンジェル(カフェイン入)。
思ったより固形で喉を通らずビックリした。
練習で事前に摂ってみないと合うのか合わないのか分からないから、レースで初めてっていうのはやはりダメだ。
30km手前のキツくなり始める辺りで固形物多めは合わない。
あと成分にも要注意。
モルテンジェルにはクエン酸は入っていないのだけど、似た様な酸性の成分(?)が入っていると、どうやら自分の気管には合わないらしく過去数回経験した呼吸困難みたいな症状も出てきた。

 


こうなると失速は必死。
スペシャルドリンクを取った辺りで集団から遅れ始める。
脚も重く動かない。
前に出そうと思っても上手く出てくれない。
ちょっと早すぎない〜??と思ったけど、そもそもオーバーペースだったからね。
30kmまでの5kmは18分10秒。
ラップ自体は悪くない。
後は失速するだけなんだが…

 

f:id:Kami_BU_42195:20220327180343j:image

置き去りにされる直前の写真。

 


どうにかキロ4付近で粘っていたのだけど、33km辺りだったか。
急激に全身が重くなって更に1段ペースが落ち始めた。
目もチカチカするし、右の脇腹に差し込みの症状も。
早々に止めてしまいたい衝動に駆られたけど、久々の公認レース。
ここで投げ出しては勿体無い。
ということでズタボロでも良いのでとにかく完走。
35kmまでの5kmは20分02秒。
まだキロ4付近で粘れていたのね。

 


35km通過後は更に厳しい状況。
意識は結構朦朧としていた。
とにかくゴールまで辿り着くこと。
止めたい…止めるな…という言葉が頭の中でひたすらグルグル回っている状態。
タイムなんか望めるはずもなく、サブ35が遠のき、サブ40も風前の灯火。
スライドするTさんやうっちーさんの力強い足取りを悔しい思いをしながら虚な目で眺める。
もっとしっかり準備していたら、あっち側の世界にいられたのかな…なんて。
とは言え同じ時を共に戦っている仲間にはエールを送りたい。
虚な目と力の無い声でファイト!とエールを送る。

 


40kmまでの5kmは22分51秒。
絶望的なラップだ。
どれだけ踏ん張っても身体に力が入らない。
呼吸が乱れるほど追い込めるわけでもなく、ただただゴールに向けて脚を運ぶだけ。
横をゆったり走るハーフマラソンの部のランナーよりも遅いペースで抜かされまくり。
ゴール地点付近で応援してくれる方々の前を力なく苦笑いしながら通過。
何とも恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。
いや、情けない気持ちか?
手元のペース表示もキロ5辺りまで落ち込む絶望的な状況。

 


最後の折り返しまで気が遠くなるほどの距離に感じた。
これだけ動かなくなると本当にキツい。
這々の体で折り返し同じ距離を戻る。
なす術なし。
もう好きにして〜という感じでラストスパートをかけることもなくボテボテとゴールへ滑り込んで久しぶりの公認レースは終了。

 


サブ40すら切れないタイムには言い訳もない。
最低限サブ40は行けるだろうと思っていただけにゴール後はかなり落ち込んだ。
過去の戦歴を振り返ると7戦ぶりのサブ40オーバーだった。

 

f:id:Kami_BU_42195:20220327180803j:image


直近2年はまともにレースは出られなかったけど実に4年ぶり。
成長が止まって逆戻りした感もあるね。

 


今回の大撃沈。
レース後に色々思い返していて、あれほど身体が動かなくなったのは練習中にも一度あったなと思い出した。
いわゆるインスリンショックの様な症状。
身の丈に合わないペースで30kmまで走ったこともあるけど、30km手前で急に補給したのが一番の敗因だったと思う。
胃もたれした状態でも途中でジェルをチビチビ摂るべきだった。
そうすることで急激な血糖値の上昇→インスリン大放出→血糖値低下とはならなかったのでは?
過去の反省が活かされていないところからもレースに向けて集中できていなかったことがよく分かる。
今回で25戦(丸9年)になるけど、まだまだ甘ちゃんだな!

 


ということで来シーズンは足りないものを全て強化して挑みたい。
甘えは許さん!

 


サクッとがついつい長めになってしまった(^^;)
これにて振り返りはおしまい。

 

 

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村